親の離婚でプラス面とマイナス面

子供のいない夫婦が性格の不一致などで離婚に踏み切ることは、それほど難しくありません。しかし、子供がいる夫婦が別れを考える場合には、自分たちのことは後回しにしてでも、子供に与える影響を十分に考慮する必要があります。環境が変わり、家族が減り、経済的な不安も抱え、世間体も気にして、と自分にはまったく落ち度のない出来事によって、子供は突然に多くの喪失体験を強いられます。子供たちにそんな思いをさせてもいいのか、もう一度やり直せる可能性はないのかについて、夫婦が十分に時間をかけることも大切です。
もちろん、夫婦が喧嘩ばかりだったりDVや借金などの重大な問題があった場合には、両親のいる家庭は子供にとって針のむしろだったはずです。こういう場合には、逆に子供の方が夫婦のどちらかに別れを進めることもあるでしょう。子供自身新しい生活に入ることで精神が安定して生活が以前より整うこともあるでしょうし、恵まれた家庭の子供よりも自立心の芽生えが早い場合もあるでしょう。
しかし、自立はできてもやはり多くの子供たちは人間不信に苦しむ傾向にあります。結婚に夢が持てず一定の年になっても恋愛ができなかったり、結婚しても自分も離婚を繰り返してしまう、というケースも少なくないのです。
夫婦が別れを選択したのであれば、子供の将来に与える心理的影響も見越しながら、二人は子供にとっての最善を考えるべきです。