脳とこころの発達の関係について

親の離婚に対する受け止め方は、それぞれの気質や年齢、性別によって異なります。7歳ごろまでの幼いうちは自分に悪い所があるから離婚することになったのだと思い込んだり、改善のために動こうとします。それ以降になると自分の事と親の離婚をある程度切り離して考えることができるようになります。
実際に離婚による影響と思われる症状に不安神経症が挙げられます。そこまでいかなくても、情緒不安定になることは十分あり得ます。脳の発達やこころの発達に大きな影響を与えるのは深刻な問題ですが、離婚しない場合でも起こることがあります。それは、夫婦間の関係が明らかに良くないのに、それを見せながら生活するというパターンです。夫婦のいがみ合う姿を見せると、子供の脳は委縮すると言われています。発達障害として知られているADHD等の症状が表れることもありますので、親の状況が子供に与える影響は決して少なくないことが分かります。
離婚後は親の方も忙しくなったり心に余裕がなくなったりして子供のことにまで気が回らなくなるケースも少なくありません。しかし、子供が健やかに成長していくためには、小さな変化も見逃さず、徹底した心のケアをすることが重要です。